義娘が悪役令嬢として破滅することを知ったので、めちゃくちゃ愛します
公爵家に嫁いだソフィーアは、夫・アランとある契約を結ぶ。それは『アランを愛さない』こと。彼には十歳になる義娘がいた。弟夫妻の子供で、両親ともに事故で亡くなったらしい。その母役としてソフィーアは抜擢されたのだが、彼は女性に興味がないようだ。ある日、ソフィーアは予知夢を見る。それは大人になった義娘・レベッカが断罪される姿。愛を受けずに育った彼女は、悪役令嬢になってしまったのだ。「なんて可哀想!」ソフィーアは破滅を回避するため、レベッカを溺愛し始める。すると、アランの可愛らしい一面も見えてきて…?
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ピクニックを終え、アランやレベッカとの仲の深まりを実感するソフィーア。けれどある日、ソフィーアはふたたび予知夢を見てしまう。視界に映ったのは、事業が潰れてしまい激しく落ち込むアランの姿。なんとか彼を助けたいと思うも、直接アランに夢の内容を話すことは出来ない。ネオから、アランが新しく『お揃い服』の事業を始めると聞き、夢の現れたのはきっとそれだと予想するソフィーア。レベッカのデビュタントに合わせて、お揃い服を宣伝して事業を盛り上げる。けれどその裏で、怪しい影が迫っていたー。 2024/09/18 発売