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偽証偽証
北海道・知床半島で行われていた自衛隊特戦群の訓練中、隊長がヒグマに襲われ死亡。その後、生還した隊員の一人が不審な自殺を遂げた。特戦群出身という異色の経歴を持つ警察官・朝倉は、極秘捜査のため離島勤務から召還される。かつて自身も経験した極限のサバイバル訓練で何が起きたのか。男たちの血と涙に秘められた真実に迫るシリーズ第2弾。 2017/01/19 発売
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都内郊外の新興住宅街の一角で若妻が殺害された。事件直後の犯人の不可解な行動。食い違う関係者たちの証言。被害者は一体どんな女性だったのか? 石田隆一が描く迫真のサスペンス。 「この作品では、被害者は接する相手によってさまざまに変貌する。どうやらこの女性は、さしずめ朝の食卓で食後の煙草をくゆらせている夫の目に映っていた被害者だと考えるのがいいだろう。 本書は十数名の関係者の証言で構成されているが、もちろん真犯人は特定されてはいるものの、証言の数だけ真犯人を手繰り寄せる推理が成り立つとも言える。 どうやら稀代の贋作師は、作者ではなく、読者の方であるらしい。」(まえがきより) 2021/12/01 発売