小説むすび | 藍色ちくちく

藍色ちくちく

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「好きでやってることだすけな、仲間っこが来てければ嬉しいよ」


趣味もなく学校でも進路に迷っていた綾。でも「ひし形屋」で、より子先生に南部菱刺しを教わって、世界が一変した!?「魔女の菱刺し工房」

母が認知症となり、接し方に悩む香織。より子先生と一緒に無心で刺している中、あるアイディアを思いつく。「ひょうたん」

長らく引き籠もっていたより子の孫・亮平。より子は静かに亮平を見守っていたが……。「真麻の聴色」


苦しい時、嬉しい時、そして誰かを想う時。布の目を数え、模様を作るーー。

青森の南部菱刺しをテーマに描く、手芸×再生の四篇。

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