覇権交代7
“ゴースト”と名付けられた謎の戦闘機は、中国が開発した無人ステルス戦闘機“暗剣”だと判明した。未だにこの機体を墜とせない日米軍は、“暗剣”の出撃基地を特定し、まるごと潰す作戦を打ち立てる。一方、いよいよ海口市攻略にかかった海兵隊と陸自水機団は、土門陸将補とデレク陸軍中将の指揮のもと、ハワイからの因縁が続く林剛大佐率いる解放軍との戦闘を開始した。地の利と身軽さで勝る解放軍が都市ゲリラ戦を仕掛け、この戦法を熟知する“サイレント・コア”原田小隊がそれを潰す。大陸上陸一歩手前で行われる、この戦いの行方はー?
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不幸なボタンの掛け違いからはじまった米中の戦争は、ホノルルを占拠した中国への報復として、米国側が海南島への上陸を果たす。その後、ホノルルの平和を回復し、香港での独立運動を画策しながら和平交渉を進めていた米国に対し、中国はここで思わぬカードを切ってきた。それは、韓国の裏切りだ。韓国の玄武ミサイルが九州へと向けられる中、日本はどう舵を取るのか?突然の韓国の離反、そのハレーションが同盟国に与える影響はー?緊迫する「第三次世界大戦」の行方を描く大石英司の新シリーズが開幕! 2018/10/22 発売