小説むすび | 国王の受難

国王の受難

国王の受難

2017〜2019年に上演された「舞台 デルフィニア戦記」に合わせて刊行された「デルフィニア戦記公式ガイドブック」に掲載された三中篇に加筆の上、収録した外伝集。


「王女誕生までの七日間」

国王に返り咲いたウォルはリィを王女に迎えると公表。型破りなリィの言動に王宮の人々は否応なく振り回されていくーー。


「鷹は翔んでいく」

服飾職人フランクルが婚礼衣裳の注文を受け王宮に赴くと、肝心の姫ぎみはなぜか行方不明。ようやく面会かなった時は、結婚式まであとひと月……。


「国王の女難」

王妃リィには望めない“愛する者と過ごす、国王ウォルのやすらぎの時間”のために、バルロとイヴンが競い合い選りすぐりの愛妾を紹介するが……?


「男の修行」

ファロット伯爵に呼び出されたシェラのお話。書きおろし。


「嵐の後」

愛妾として迎える前の、ポーラとウォルのお話。ほぼ書きおろし。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP