小説むすび | 唐九郎まんげ鏡

唐九郎まんげ鏡

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加藤唐九郎没後6年…。著者の心の中で唐九郎像が熟成され、芳醇な作品となった。「永仁の壼」事件の真相は何だったのか?天才とは?人間とは?深夜の電話、ラジオの対談、著者と陶工の交わりは淡く、深い。老人の性を見つめ、円空、芭蕉とオーバーラップさせながら巨人・加藤唐九郎の虚実を描いた、著者会心の作。

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