どうする家康 四(4)
豊臣秀吉の天下一統の後、平安の世が訪れたかに思われた。だが、秀吉亡き後、遺児・秀頼をめぐって思惑は乱れはじめる。石田三成との溝は深まり、やがて天下分け目の関ヶ原の戦いへと突き進んでいく…。さらに「大坂冬の陣・夏の陣」までを描き、家康の天下平定の物語、ここに堂々の完結!
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今川氏の滅亡により遠江を手に入れた徳川家康だが、将軍足利義昭を擁し京に上った織田信長に越前征伐に引っ張り出される。浅井長政の裏切りに気づき、織田・徳川軍はからくも金ヶ崎から脱出。姉川の合戦で勝利を得る。一方、遠江・浜松は戦国最強の武将・武田信玄の脅威にさらされる。「弱き主君は、害悪なり」という信玄が怒濤の勢いで侵攻してきた。そして“三方ヶ原”で両軍は対峙する。家康は浜松城を守り通すことができるのか…。 2023/03/17 発売