小説むすび | 怪人二十面相・伝

怪人二十面相・伝

怪人二十面相・伝

著者

北村想

出版社

早川書房

発売日

1995年12月15日 発売

貧しい下駄職人の息子平吉は、一家心中の企てが失敗した結果、サーカスに入団した。そこで師と仰ぐ丈吉に出会う。丈吉は手品や曲芸を平吉に仕込むが、ある日、忽然と姿を消してしまう。それからしばらく後、魔法のような手口で美術品を盗んでは世間を騒がせる謎の怪盗が出現したー昭和初期の風景のなか、明智探偵と怪人二十面相による数々の名勝負の真実が、いま二十面相の側から明らかにされる。痛快無比の冒険ロマン。

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