日本SF短篇50(4)
日本SF作家クラブ創立五〇周年記念アンソロジー第四巻。特殊能力を持つ女性の葛藤を綴る宮部みゆきの名品「朽ちてゆくまで」、非・人型介護用ロボットが導入された介護の現場を描く篠田節子の傑作「操作手」、菅浩江による博物館惑星を舞台に美を巡る物語「永遠の森」など一九九三年から二〇〇二年に発表された十篇を収録。ジャンルの枠を越え、多様なSFが発表された充実の十年を振り返る。
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日本SF作家クラブ五〇周年を記念し、一年一作五十作家で構成する究極のアンソロジー。第一巻にはクラブが発足した一九六三年から一九七二年までの十年間に発表された作品より、光瀬龍の“宇宙年代記”シリーズ「墓碑銘二〇〇七年」、詩情溢れる星新一の逸品「鍵」、IFを突きつめる筒井康隆SFの代表作「おれに関する噂」など全十篇を収録。今なお瑞々しい日本SF黎明期の傑作をSFの未来に紡ぐ。 2013/02/22 発売