〈骨牌使い〉の鏡(下)
ハイランドの賢王は病に侵され、刻一刻と死へ近づいていた。“骨牌”を宿さぬゆえ兄である王を救えぬと悔いる王子ロナー、望まぬ“骨牌”を宿したアトリ。国を救おうと奔走するふたりは、千年の時を超えて隠されてきた“詞”の真実を知る。一方、“異言の王”は災厄で美しい街々を破壊し、その軍勢は王都を滅ぼさんとすぐそばまで迫っていたー“詞”に選ばれし少女の数奇な運命を描いた、日本ハイ・ファンタジイの金字塔。
ハイランドの賢王は病に侵され、刻一刻と死へ近づいていた。“骨牌”を宿さぬゆえ兄である王を救えぬと悔いる王子ロナー、望まぬ“骨牌”を宿したアトリ。国を救おうと奔走するふたりは、千年の時を超えて隠されてきた“詞”の真実を知る。一方、“異言の王”は災厄で美しい街々を破壊し、その軍勢は王都を滅ぼさんとすぐそばまで迫っていたー“詞”に選ばれし少女の数奇な運命を描いた、日本ハイ・ファンタジイの金字塔。