小説むすび | 夢を盗む女

夢を盗む女

夢を盗む女

出版社

早川書房

発売日

1991年9月1日 発売

松方光子は32歳、独身の新聞記者。社会部の第一線を経て、現在は世論調査室主任。煙草と英国の女流本格ミステリを愛好し、デスクの引出しにウィスキーの小瓶を隠し持つ一面もある。ほのかな愛情を寄せていた先輩記者の坂口が定年退職後、姿を消したことに疑問を抱き、調査を始めるが、新興リゾート地で彼女を待ち受けていたのは殺人事件と思いがけない真実だった。等身大の主人公を創造し、ミステリ界に新風を吹き込む気鋭の瑞々しいサスペンス。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP