小説むすび | 汽水の街へ

汽水の街へ

汽水の街へ

出版社

早川書房

発売日

1992年5月1日 発売

フリーの記者の津田は、フィリピン・バーから救って同棲していたマイラが自ら姿を消したことを知った。どこか謎めいていた彼女の行方を追ううち、津田はフィリピン女性売春斡旋組織と松江で起きた火事を結ぶ、戦後から現在にいたる秘密の糸に辿り着く。だが、その糸をたぐることが、思いがけぬ人物を追いつめることになろうとは-。雄大な構想、迫力あふれるアクションの、ハードボイルド・サスペンス登場。

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