小説むすび | 死して咲く花、実のある夢

死して咲く花、実のある夢

死して咲く花、実のある夢

出版社

徳間書店

発売日

1992年2月1日 発売

この世には2種類の人間がいる。死んでいることに気づいている者と、そうでない人間の、2種類。自分の死に気づいている者は、当然ながら死んでいる。死んでいることがわかっていない人間は、生を信じるがゆえに、やがて死を受け入れざるを得ない。ようするにこの世は死者でいっぱいだ。

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