魔道神話(3)〈魔道神話1・2のあらすじ〉ヒマラヤの魔道行者ジャハーシンラは、全宇宙の支配者たるべく、失われた真言を求め、日本へやってきた。竜神の裔であり、超人的なカンフーの達人・竜門剛と丹の比売神子との間に生れる子が、その真言を有するのだ。真言をめぐって、CIA特別顧問N・ハーツバーグや葛城一族の再興を計る夢の暁円と葛城の姫・環、謎の雲水・木喰の山楽、紅の民の長・蹈鞴道雲など、敵味方混然とした抗争が続き、遂に三輪山の志貴是範の屋敷で闘いは頂点に達した。まさにその瞬間、雷鳴が轟き、ドラゴンの水柱が奔しり、剛と比売神子は結ばれた。 1988/10/01 発売