小説むすび | 恐山「黄金の国」殺人海峡

恐山「黄金の国」殺人海峡

恐山「黄金の国」殺人海峡

出版社

徳間書店

発売日

1991年2月1日 発売

下北半島の最高峰・釜臥山は、陸奥湾、津軽海峡、太平洋の絶景が見渡せる。山頂には自衛隊のレーダー基地、そして眼下には硫黄が煙る恐山…。そこで首吊り死体が発見された。物部尊人。この奇妙な名前の男は、白衣に白袴のわらじ姿で、この日、65歳の誕生日を迎えていた。むつ市に住まう旧家の当主、しかも滅ぼされた古代豪族の流れをくみ、全国の鉱山を歩く“山師”一族だった。恐山一帯は世界有数の金鉱床が眠り、国が調査に乗り出していた。荒蕪の地が黄金の国と化した時に起った殺人!歴史と怨念を孕むサスペンス。

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