小説むすび | 略奪の報酬

略奪の報酬

略奪の報酬

出版社

徳間書店

発売日

1991年2月1日 発売

一流商社に勤める戸田正彦は、沖縄旅行で知り合った安岡由美と結婚した。由美は秩父市の石材店の一人娘だったので、正彦は婿入りし社長になったが、偽装倒産の罪をきせられ自殺した。この陰謀の裏では、正彦の大学時代の友人、横尾富男が糸をひいていた。そして、正彦の死に関係した横尾を含めた三人の男が次々と謎の死を遂げる。疑念を抱いた正彦の友人である福岡県警の佐々木が事件の解明にあたるが…。復帰前の沖縄に端を発し、平成までの二十二年間にわたる野心と愛憎と友情とが交錯するサスペンスドラマ巨篇。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP