小説むすび | 月光亭事件

月光亭事件

月光亭事件

出版社

徳間書店

発売日

1991年6月1日 発売

名探偵・石神法全の事務所をひきついだ“僕”の所に、猫のジャンヌを連れた狩野俊介少年が弟子入りした翌日、町で最大の豊川病院・寛治院長が来所して曰く「妻の信子が怪しげな導師を自宅に泊めて、妙な宗教に凝り固っているので、家に来て彼女の迷夢を醒まして欲しい」。早速、僕と俊介君とジャンヌはその豪邸に赴いた。そして、導師が午前零時に庭内にある庵、月光亭において奇跡をみせるというので家族が集まったが、肝心の信子の姿が見えない。その時、突如停電となって…。事件の幕が開いて“僕たち”の活躍が始まる。

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