小説むすび | 雪豹狐闘

雪豹狐闘

雪豹狐闘

出版社

徳間書店

発売日

1991年10月1日 発売

三枝恭子は、城南大学の3年生である。春休みを利用して、射撃部の合宿中だったが、訃報が入った。養父の吉蔵が死んだ、というのだ。故郷・秋田県阿仁に戻った恭子は、吉蔵の死に疑念を抱く。警察は熊による食害死と断定したが、名人マタギの吉蔵が熊に食われるはずがない。調べていくうちに“事故死”当時、入山していた4人のグループに不審な点が出てきた。東京に戻り、彼らの身辺調査をして、吉蔵の死は彼らの手によるものと分かる。恭子は抜群の美貌と九条流の小太刀の技を武器に、復讐の雪豹と化し、敵に迫る。

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