小説むすび | 花咲村の惨劇

花咲村の惨劇

花咲村の惨劇

出版社

徳間書店

発売日

1992年5月1日 発売

「4つの村から神が来る花咲、鳥啼、風吹、月影『四神』たちの崇りなり我、秘密を知り過ぎたり」。10年前の夏、謎の首吊り自殺を遂げた父、耕之介が残したメッセージが、朝比奈耕作を不可解な事件へと導いた。郷土史家の耕之介が30年前に訪れていた鳥取県の山深き寒村、花咲村。舞い散る桜の花に覆いつくされた神秘的な山里で、身も凍る伝説が現実となってゆく…。錯綜する情念のはざまで朝比奈は、自らのルーツと父の影を追い求める。謎が謎を呼ぶ「惨劇の村」5部作第1弾。著者渾身の大河連作ミステリ。

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