インタ-TEC(テック)スト-リ-
愛車スカイラインGTRを優秀なメカニック・新村芳実の力を得てN1仕様に改造し、六時間耐久レースに出場した瀬木治男・北路滋チームは、好成績をあげてレースの余韻に浸っていた。その興奮冷めやらぬうちに、瀬木はニスモの高田肇の誘いで日本のトップ・ドライバーを相手にするインターTECレースに参加することを決意した。グループA仕様に改造するにはかなりの費用が必要だったが、スポンサーが現れ、金銭面もクリアに。アマチュアの夢を乗せ、富士スピードウェイを、再び瀬木・北路チームが疾駆する。