超大本営・戦艦大和剛強!
「戦艦大和、わが最大の敵ぞ。大和がわが第三帝国の前にたちはだかったとき、第三帝国は滅亡の危機を迎えよう」ヒトラーはかっと眼をみひらき、ゲーリング元帥を睨んだ。英霊・山本五十六が指揮する大和は、日本軍としてではなく“超大本営”としてヨーロッパ戦線に参戦すべく北大西洋上を一路、ドーバー海峡にむかった。これに対し、ドイツは飛行大隊をさしむけ、大和とユンカースは壮絶な死闘を繰り広げた。その先には超戦艦「ウォータン」が待ち受けている。決戦近し。世界の命運は「大和」にかかっていた。