小説むすび | 蒼の病層

蒼の病層

蒼の病層

出版社

徳間書店

発売日

1988年4月1日 発売

帝和医大附属病院手術部の雨宮博子は、有能なナースとして高い評価を得ている。特に、第1外科部長で消化器外科の権威である苅谷教授は、野心家の博子にとってなくてはならぬ存在であった。その苅谷が、政界の長老の手術中、突然よろめき、メスを落とすというアクシデントが起きた。苅谷の健康に疑惑を抱く南雲助教授に反撥を感じながらも、博子は不吉な予感に襲われる。会心の長篇医学ロマン。

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