小説むすび | 父子鷹(上)

父子鷹(上)

父子鷹(上)

出版社

徳間書店

発売日

1987年7月1日 発売

江戸の分限者・男谷平蔵の子に生れた小吉は、型破りで自由奔放、剣術の腕は確かでも大の学問嫌い。旗本勝家の養子となるも周囲は気のもみどおし。なんとか無役から御番入りに決りかけたところ、顔合わせの宴会で嫌味な同僚に絡まれ、誤って殺害。やがて座敷牢からだされ、長男麟太郎(のちの海舟)も生れるが、喜びも束の間、最愛の理解者・平蔵を失って…。幕末を縦横無尽に駆けぬけた勝父子の豪放人生。

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