小説むすび | 花の雨

花の雨

花の雨

出版社

徳間書店

発売日

1988年9月1日 発売

世情騒然たる幕末。官軍の横暴に業を煮やし彰義隊に加わった旗本・伴鉄太郎だが、彰義隊は壊滅、自らも手傷を負った。1868年、傷の癒えた鉄太郎は榎本武揚率いる艦隊に乗り組み、一路蝦夷へ。大暴風雨と寒さに耐え、ようよう箱館に辿り着いたものの、幕軍は五稜郭占拠わずか八カ月にして降伏。討死を免れた鉄太郎、士籍を返還して北海道開拓の道を選び、石狩に腰を据えることになった。長篇歴史小説。

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