小説むすび | おぼろ駕籠

おぼろ駕籠

おぼろ駕籠

出版社

徳間書店

発売日

1988年9月1日 発売

宿下り中の大奥女中・お勝が殺された。その宵、お勝と逢った恋人の小柳進之助に嫌疑がかったが、目明し亀蔵は白と見た。だが何故か同心は進之助を犯人に仕立てようとし、小柳家でも進之助に自害を迫った。逐電した進之助を救けた大身旗本・本多内蔵介は、追従と腐敗の世をすね隠棲する身。事件の背後に田沼意次派の策謀と、大奥の勢力争いがあることを看破、真相究明に乗り出すが…。長篇時代小説。

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