小説むすび | 熱血商人二代記

熱血商人二代記

熱血商人二代記

出版社

徳間書店

発売日

1988年11月1日 発売

景気のどん底を迎えた昭和3年、小田原の奉公先「八百辰」で見こまれた天堂草平は、主人の長女・和枝と結婚した。早々の独立を企む草平、天秤棒一本で熱海へ行商、実はこれ、綿密なる市場調査だったのだ。2年後、義父から千円を借金、熱海の旅館街に倉庫の軒先を借り受け、露天商まがいの八百屋を始めたが、後に「ヤオタツ」と海外にまで知られる草平の第一歩であった。時代に先駆けたスーパーの雄、熱血記。

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