小説むすび | 怪盗天空に消ゆ

怪盗天空に消ゆ

怪盗天空に消ゆ

著者

辻真先

出版社

徳間書店

発売日

1994年3月25日 発売

昭和七年、銀座。カフェー“キャット”で行なわれた魔術ショーの途中、突如大地震が起こった。狂乱と怒号の中、矢島菊枝子爵夫人のダイヤの指環“スフィンクスの涙”が怪盗・銀座男爵によって盗まれてしまう。偶然居合わせた少年・那珂一兵と女探偵・龍千景は、警視庁の仁科刑事とともに初動捜査にあたり、大地震がモートルを使ったトリックであったことを掴む。トリックに関わった人物及び、現場にいた不審な人物を追う一兵らは、次第に事件の真相に近づく。だが核心に迫った時、鍵を握る人物が死体となってしまう-。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP