小説むすび | ホテルの女

ホテルの女

ホテルの女

著者

牛次郎

出版社

徳間書店

発売日

1995年4月30日 発売

十七歳の目黒佐和子は、ラブホテルに連れ込まれ、ほとんど強姦のように処女を奪われた。相手はヤクザの三下だった。ところが、佐和子の父親も極道の親分で、トラブル続きの家に嫌気がさし、建築設計事務所に就職した。佐和子は、そこの社長に女開眼をされるが、自ずと備っている魔性的な言動で、逆に社長を翻弄する。乗りかえた男・鷲尾は、パチンコ店やラブホテルを経営する金持で、佐和子は事業欲に目覚める。ホテルのオーナーへの夢を持ち、佐和子は鷲尾に献身的な愛を捧げるが、彼にはもうひとつの顔があった…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP