異獣の夏
昭和四十九年夏、東京は未曽有の危機に瀕していた。ほどなく盛夏を迎えようという六月下旬、何の前ぶれもなく突然雪が降った。そればかりか、電力の供給がストップし、すべての内燃機関、エネルギー装置が作動しないという事態が起きたのだ。短時間ではあるが定期的に発生する謎の現象に、首都圏の機能は麻痺しつつあった。エネルギー消失の原因が、東京湾内に存在する「異獣」にあるとにらんだ、われらがロジャーズ・ラフネックスが出動。自衛隊、米軍をまきこんだ大作戦がはじまった。怒濤の書下しスペクタクル。
昭和四十九年夏、東京は未曽有の危機に瀕していた。ほどなく盛夏を迎えようという六月下旬、何の前ぶれもなく突然雪が降った。そればかりか、電力の供給がストップし、すべての内燃機関、エネルギー装置が作動しないという事態が起きたのだ。短時間ではあるが定期的に発生する謎の現象に、首都圏の機能は麻痺しつつあった。エネルギー消失の原因が、東京湾内に存在する「異獣」にあるとにらんだ、われらがロジャーズ・ラフネックスが出動。自衛隊、米軍をまきこんだ大作戦がはじまった。怒濤の書下しスペクタクル。