小説むすび | 歴史街道殺人事件

歴史街道殺人事件

歴史街道殺人事件

著者

芦辺拓

出版社

徳間書店

発売日

1995年8月31日 発売

森江春策の法律事務所に中年の女性が訪れた。娘の川越理奈が消息を絶っているので探してほしい、という依頼だった。森江は弁護士の仕事よりも、なぜか探偵の能力を認められているのだ。「歴史街道」という手がかりを得て森江は行動を起こすが、その時には奇怪な事件が報告されていた。奈良元興寺近くの郵便ポストから右腕、宝塚劇場近くの廃墟旅館から胴体、イスパニア村のコインロッカーから左足が次々と発見されたのだ。これらの場所は「歴史街道」と関係があるのか。おぞましい殺人劇の幕は切っておとされた。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP