小説むすび | 堕とされしもの(上)

堕とされしもの(上)

堕とされしもの(上)

出版社

徳間書店

発売日

1996年2月29日 発売

ルネッサンスの都、十五世紀フィオレンツァ。ヴェロッキオ工房にヴェネツィア政府からの依頼が舞い込んだ-それさえ運命だったのだろうか。運河と、橋と。石畳の街でアンジェロは出会う。愛する少女に、そして-彼に。少女のために初めて己れの力を認め、天使でいてもいいと思った。だがその命を握る者がいる-彼の魂が共に堕ちよとアンジェロを呼ぶ。「私は、君さ」と微笑う。その意味は、そして天使の恋が呼び醒ますのは。いま、天使という存在が地上に生まれてきたことの意味が明らかになる-入魂の超大作。

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