小説むすび | 「長崎の鐘」殺人事件

「長崎の鐘」殺人事件

「長崎の鐘」殺人事件

出版社

徳間書店

発売日

1997年5月31日 発売

傍若無人・傲岸不遜・厚顔無恥-そうした悪評をものともせず、己の利益追求のみに血道を上げてきた長崎出身の代議士立浪辰之輔。彼の愛人が都内の超豪華マンションで刺し殺された。その枕元にはミニチュアの鐘。つづいて辰之輔の弟が長崎県五島列島の福江島で惨殺。そして死体の脇にはやはり鐘。殺意の輪が自分めがけて絞り込まれてきたことに恐怖を覚えた辰之輔は、推理作家の朝比奈耕作に謎解きを依頼する。一方、事件を取材する女性記者の片倉文恵に奇妙な手紙が届いた。文面は『連続殺人の原因は、あなたにある』。

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