小説むすび | オフィス街の妖精

オフィス街の妖精

オフィス街の妖精

出版社

徳間書店

発売日

1999年2月28日 発売

バブル崩壊後、冬の時代を迎えた不動産業界にあって、城東不動産の若き営業課長・東堂彦馬は野望に燃えていた。東洋の仕手師として米国で大成功を収めた実業家・醍醐大五郎が帰国し、都心の土地を買い上げ巨大ビルを建築する構想をぶち上げたのだ。米国人妻を亡くし、帰国後はたおやかな大和撫子と余生を過ごしたいという醍醐の希望を叶えることによって大型プロジェクトを自社に導くため、彦馬に白羽の矢が立った。美貌の女取締役を軽々昇天させ、密命資格を得た彦馬は花嫁探しに乗り出す。米国仕込みの醍醐を満足させる名器の持ち主は見つかるか?長篇痛快官能サクセス。

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