小説むすび | 修羅一代

修羅一代

修羅一代

出版社

徳間書店

発売日

1994年8月15日 発売

桝井一家の幹部格である尾形菊治は、ヤクザ渡世に嫌気がさし、突然盃を返すと言い出した。親分の怒りを買ったものの、周囲の取りなしで破門を免れ、所払い五年となった彼は、後見人の北浦亀吉から神奈川の土木請負業者丸高組を紹介される。心機一転、カタギの商売に専念し、組を興すようにまでなったが、汚い手口で私腹を肥やそうとする佐々岡組の柳五郎と対立関係に陥ってしまう。

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