小説むすび | 蛮社の獄

蛮社の獄

蛮社の獄

出版社

徳間書店

発売日

1998年2月15日 発売

幕府に批判的な渡辺登(崋山)、高野長英らの動きを探る本丸目付・鳥居耀蔵は、蘭癖の密偵・花井虎一を走らせる。一方、鳥居の家臣・明智惣五郎は、干鰯問屋「秋田屋」一家惨殺の裏探索と鳥居の沿海巡視の先駆けを兼ね、浦賀領内を奔走していた。幕閣内の覇権争いが絡むなか、鳥居は幕政と背反する勢力への弾圧を次第に進めていく。やがて“蛮社の獄”の嵐が江戸中に吹き荒れ始める…。

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