小説むすび | 隠密鴉

隠密鴉

隠密鴉

著者

西村望

出版社

徳間書店

発売日

1998年12月15日 発売

石見に参り、かの地の動静を調べて参れー遠国御用の密命を帯びた幕府のお庭番・土屋与三郎は箱職人に姿をやつし、出雲から石見銀山に入った。四万八千石の天領内には、幕府直轄のお囲い村が三十二、間歩(坑道)が二十本あり、毎年五百貫の銀が江戸に送られている。この銀山の実権を握る代官代理の小栗市太夫が、長州藩から謀反の誘いを受けたというのだ…。

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