小説むすび | 闇が裂ける

闇が裂ける

闇が裂ける

著者

勝目梓

出版社

徳間書店

発売日

1999年5月15日 発売

レストランチェーン・ニコライの社長、市川俊夫が突然謎の脅迫電話を受けたのは、愛人、森田佳子と情事の最中だった。二十五年前、市川は長崎の鶴島炭坑で博奕打ちの堀切勇次と娼婦の井上清子の二人を殺害し、重要参考人として勾留された。が、証拠不十分のために不起訴となり、事件はすでに時効になっていた。松浦と名乗る脅迫相手は、人殺しの確証があるとほのめかし、市川の心胆を寒からしめた…。

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