短篇ベストコレクション
確かに戦争はなかったけれど、平成は泰平の世だったわけではない。技術革新の急流にもまれ、度重なる災害にもみまわれ、人が見失ってしまったものも多い。そんな人間たちが何を失い何をしでかしてきたのか。時代を敏感に嗅ぎ分ける小説家は、そこをえぐいまでに切り取る。描き出されるのは良くも悪くも同時代に生きる我々自身の姿そのものなのだ。突きつけられる姿は善か悪か美か醜か。(年度代表18人によるアンソロジー)
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2013年に発表された中から、当代の読み手が選んだ名作14篇!新鋭からベテランまで、“いま”を代表する実力派作家が揃いました。ミステリー、ファンタジー、恋愛など、テーマや時代背景はさまざまですが、共通してどの物語からも“読む”ということの楽しさを再発見できるはず。短篇という限られた枚数だからこそ描くことのできた味わい深い物語の数々。 2014/06/06 発売
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2014年に全文芸誌に発表された短篇の中からベスト11を選出しました。そのどれもが傑作、今読むべき“旬”の物語です。目利きの編纂委員を唸らせた作品群は、きっと、あなたを感動の森に誘います。愛と憎しみ、歓びと哀しみ、ときには笑いなど、研ぎ澄まされた文章に人生の機微をギュッと詰め込んだ名短篇の数々。新鋭の煌き、熟練の妙手にて、どうぞご堪能ください。 2015/06/05 発売