小説むすび | 貧乏神あんど福の神

貧乏神あんど福の神

貧乏神あんど福の神

出版社

徳間書店

発売日

2019年9月6日 発売

売れない絵師の家に
厄病神が同居!?

貧乏で災難続き、
おまけに事件まで……

大名家のお抱え絵師だった葛幸助は、
今、大坂の福島羅漢まえにある
「日暮らし長屋」に逼塞中だ。
貧乏神と呼ばれ、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。
この暮らしは、部屋に掛かる絵に封じられた
瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、
幸助は追い出そうともせずに呑気に同居している。
厄病神が次々呼び寄せる事件に、
福の神と呼ばれる謎の若旦那や丁稚の亀吉とともに、
幸助が朗らかに立ち向かう。
(書下し痛快時代小説)

   第一話 貧乏神参上
素丁稚捕物帳 妖怪大豆男
   第二話 天狗の鼻を折ってやれ

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