深夜零時に鐘が鳴る
堅物で彼氏のいない二十九歳の匂坂展子は、いつもと変わらない新年を迎えようとしていたが、六年前に姿を消した知人リコの元カレと偶然再会した日から、日常が加速度的に変わり始める。次々と現れる来訪者はリコの思い出を介してつながっていきー。前編となる物語『タイム屋文庫』で起きた奇跡は展子にも訪れるのか。年の瀬の札幌を舞台にしたロマンチックストーリー。
堅物で彼氏のいない二十九歳の匂坂展子は、いつもと変わらない新年を迎えようとしていたが、六年前に姿を消した知人リコの元カレと偶然再会した日から、日常が加速度的に変わり始める。次々と現れる来訪者はリコの思い出を介してつながっていきー。前編となる物語『タイム屋文庫』で起きた奇跡は展子にも訪れるのか。年の瀬の札幌を舞台にしたロマンチックストーリー。