『四万十川』の作者が、二十余年にわたる郵便局勤務をもとに、誰も書かなかった苛酷な労働現場の実態をえぐり出しつつ、そこからの人間的再生を求めて立ち上がる人人の姿を、爽やかに感動的に描き出し、大きな反響を呼んだ傑作。
二十余年にわたる郵便局勤務をもとに、誰も書かなかった苛酷な現場と人々の苦闘をえぐる、渾身の書き下ろし小説。 1992/12/01 発売