夢が誘導する物語の始原。詩のような小説のような対話篇のような声と色彩の氾濫する宇宙。想像力の水源に浮かぶ鮮やかな花びらの数々。小説のジャンル・内容・文体に大胆な実験を試み、作家の誕生を記す、著者初の掌篇小説集。
「ごめんなさい」といってみたい、時期遅れのクリスマス・プレゼント。夢の誘導、奇妙で残酷な味わい、イメージと色彩の氾濫、ポリフォニックな技法の実験…。著者の想像力の水源に浮かぶ鮮やかな花びらの数々。 1991/02/01 発売