高三の夏、赤いコンバーチブルにのって青春をグルグル回りつづけたぼくと彼女のミオ。はじけるようなみずみずしさと懐かしく甘酸っぱい感傷が交差する、芥川賞作家の鮮烈なデビュー作。第三十二回文藝賞受賞。
きっと彼女に白いヴェールをかぶせて赤いコンバーチブルで連れて帰ろう。高3の夏をグルグルまわったミオと僕の恋。全審査員を感動させた純・青春小説。第32回文芸賞受賞作。 1996/01/23 発売