11 eleven
百年に一度生まれ、未来を予言するといわれる生き物「くだん」。鬼の面をした怪物が「異形の家族」に見せた世界の真実とは(「五色の舟」)-各メディアでジャンルを超えた絶賛を受け、各種ランキングを席巻した至極の作品集がついに文庫化!津原泰水最高傑作短篇との呼び声が高い「五色の舟」を始め、垂涎の11篇を収録。文庫版オリジナル、著者による自作解題も併録。
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始まりと終わりの町、ローグタウン。海賊王G・ロジャーが生まれ、そして処刑された場所。そこに“悪魔の実”の能力者が集結した。強敵出現に、ルフィ、絶体絶命のピンチ!ゾロが斬る、ウソップが撃つ、ナミが走る、サンジが蹴る!海賊、海軍、賞金稼ぎが大乱戦!オリジナル・キャラクターも登場、原作コミックとはひと味ちがう、白熱のローグタウン編ノベライズ。 2000/07/22 発売
友情より、愛情より大切なもの。考えてみた。 救いに行ったら死んでしまうだろうーーそして【人狩り】が始まる! どうやったら矯正施設の内部に入れるのか。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。それが沙布を救う唯一の方法なのだから。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃し始めた。「人狩り」だ。いったい何のために……? 1 開 幕 2 第一幕 二場 3 暗 転 4 災厄の舞台 5 未知の光へと 単行本あとがき「生と死と」 文庫のためのあとがき 2008/08/12 発売
2014年1月から全国で上演する人気舞台TEAM NACS SOLO PROJECT『ONE』。“小説”と“舞台”、連動するその物語は、視点を変えて、つながっていく…。「みんな、そんなに偉くない。でも偉くない人たちで社会は成り立っている」初小説で著者が描いたのは、そんな“しょうがない”愛すべき人々! 2014/01/31 発売
5歳のエイミーはフォン・ノイマン式自己複製ヒューマノイド「vN」の子ども。vNの母親の「複成」で、人間の父親と3人で暮らしている。しかし、彼女の日常は、卒園式の日に現れたvNの「お祖母ちゃん」、ポーシャの襲撃で一変した。エイミーが母親を助けようと、ポーシャに噛みついて呑み込んだ途端、彼女の身体は急成長し、大人になったのだ…。実はエイミーたちは、vNなら必ず備わっているはずの人間を傷つけないための安全機構が壊れていた。危険なvNとして、あるいは人間の支配からvNを解き放つ鍵として、エイミーは追われることになるが…。波乱万丈のジェットコースターSF。 2014/12/19 発売
全六章。読む順番で、世界が変わる。 あなた自身がつくる720通りの物語。 すべての始まりは何だったのか。 結末はいったいどこにあるのか。 「魔法の鼻を持つ犬」とともに教え子の秘密を探る理科教師。 「死んでくれない?」鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。 定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。 殺した恋人の遺体を消し去ってくれた、正体不明の侵入者。 ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。 殺人事件の真実を掴むべく、ペット探偵を尾行する女性刑事。 道尾秀介が「一冊の本」の概念を変える。 【著者プロフィール】 道尾秀介(みちお・しゅうすけ) 1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞を、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞を、同年『光媒の花』で山本周五郎賞を、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『鏡の花』『いけない』『雷神』など多数。 2021/10/05 発売