新・野獣舞踏会(5)
大統領選挙に沸くアメリカ・ワシントンを震憾させる事件が続出した。ボーイング747撃墜、ソ連大使館参事官補ブコフスキー殺害-。CIA長官ウェブスターは、これを利用して組織内の厄介者ティーム・ストライカー壊滅をはかるが、追い討ちをかけるように直属法務官ナンシーが惨殺された。依頼を受けた地獄の傭兵部隊『鬼道組』は、敵の本拠地フォート・デトリックを襲撃。ついに隊長の連城と魔王の兵士ノーマンが対峠した。自爆シークエンスが発令されるなか、二匹の野獣は血みどろの死闘を繰り広げるが、この裏には驚くべき筋書きが用意されていた。