小説むすび | 秋田ー山形・バイオ惨殺

秋田ー山形・バイオ惨殺

秋田ー山形・バイオ惨殺

著者

龍一京

発売日

1992年2月1日 発売

山形県・赤湯温泉のクラブ『夜会』に、派遣コンパニオンで失踪一週間になる小野川利美から「殺される!」という緊迫した電話が入った。警視庁捜査一課の北条千里警部は、東京にいる利美の恋人で生命工学の研究者・松山勇二の身辺を探る。高級な天然香料を人工的に造り出す松山の技術が巨大な利権を生むことから、開発プロジェクト内に暗闘があることを知った千里は、利美がその渦中に巻き込まれたことを直感する。だが、警察を一歩先んずる犯人は、まず秋田にいる利美の両親を惨殺した。犯人の次なる狙いを読んで、女刑事が東北道を疾走する。

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