小説むすび | 出雲路霧の殺意

出雲路霧の殺意

出雲路霧の殺意

著者

山口香

発売日

1992年8月1日 発売

島根半島の東端、美保関燈台下で美女が扼殺死体で発見された。数カ月後、殺された女性が同級生だったと知った菊地大作は、死体を遺棄したとみられる夜、燈台近くで恋人法子とともに男の恐喝にあっていたことを思い出し、その時拾った写真引き替え券から男を犯人と断定し行方を追った。だが、男はすでに殺されており、菊地も松江で刺殺されてしまう。一方、法子から菊地殺しの犯人探しを依頼された探偵の甲斐正樹は菊地のダイイングメッセージ“米子”の意味を求めて、策略と殺意の罠が待ちうける出雲路へと飛ぶ-。

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