小説むすび | 夜の記憶

夜の記憶

夜の記憶

著者

西村望

発売日

1987年9月1日 発売

さびれた観光地の片隅で民宿を営む上田と多佳子の夫婦は、経営不振から山林ブローカーの刀根から借金をした。上田が十二指腸潰瘍で入院した夜、刀根が訪れ期限の過ぎた金の返済を迫る。払うあてのない多佳子に、借金の利息分だとウソぶき無理やり彼女を犯す刀根。猛々しい情事のあと、いぎたなく眠る男の顔を見詰める女の瞳は凌辱の翳りから殺意の光に変わった…。犯罪小説の鬼才が描くオリジナル犯罪ノベルス!

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