孤剣九州街道(続)
寛政年間、仕込杖と絵筆を手に肥後・人吉領へ分け入った朝霞桔梗之介は、追い剥ぎに襲われていた人妻・小春と従者・セツを助ける。平家落人の末裔が住む秘境「五家ノ庄」へ戻るという女二人に同道して、桔梗之介は山深きかの地を訪れた。だが、日を経ずして小春の家に伝わる平家三宝刀の一振りが何者かに盗まれ、村は大混乱に陥る。痛快時代小説。
寛政年間、仕込杖と絵筆を手に肥後・人吉領へ分け入った朝霞桔梗之介は、追い剥ぎに襲われていた人妻・小春と従者・セツを助ける。平家落人の末裔が住む秘境「五家ノ庄」へ戻るという女二人に同道して、桔梗之介は山深きかの地を訪れた。だが、日を経ずして小春の家に伝わる平家三宝刀の一振りが何者かに盗まれ、村は大混乱に陥る。痛快時代小説。