11文字の殺人
あたしの恋人・川津雅之が殺された。最近、川津は“狙われている”と怯えていた。そして、川津が大切に持っていた資料が何者かに盗まれた。女流推理作家のあたしと担当編集者の萩尾冬子は真相を探るが…スポーツセンターを通して知り合った川津の関係者が次々と殺されていった!1年前、スポーツセンター主催のクルージングで起きたある出来事に連続殺人の秘密が隠されているらしい。事件の周辺を洗うあたしを襲う黒い影!そして、あたしを待ちかまえていた戦慄の事件!11文字に秘められた真実とは?アッと驚く結末!推理界期待の才能が新感覚で書き下ろした、謎とサスペンス溢れる衝撃の長編推理渾身問題作!